こんにちは、33歳東京在住で外資系企業勤務のゆいです。
私は学生時代から英語が大の苦手で、できれば英語とは距離を置いて生きていきたいと思っていました。
しかし、何の因果か2年半前に外資系企業に転職して今では毎日英語を使って仕事をしています。
私は、英語の習得は才能の部分が大きく、得意な人はどんどん好きになって上達するけど、苦手な人にとっては苦行なので一生身につけられるものではないと思っていました。
しかし現在は、苦手な人も絶対英語はできるようになると確信しています。
では、そもそもなぜ英語を習得する必要があるのか?
後ほど詳しく記載しますが、簡単に言うと英語は年収上げるための一番の近道だと思います。
TOEICのスコアを持っているだけで、外資系企業への転職が選択肢に入る。例えば同じ経理であっても英語もできる経理と日本語しかできない経理では前者の方が市場価値は圧倒的に高いのです。
この記事は、英語嫌いでTOEICスコア450だった私が、短期集中して勉強し、スコアを840まで上げて外資系企業に転職し年収200万円アップした私が、
・英語に苦手意識があるが、なんとか外資系企業に滑り込んで年収を上げたい方
に向けて書いていきます。
英語が得意な人、好きな人には、全く意味がない内容だと思いますので、ご注意ください。
私が英語の勉強をはじめた理由
私が英語を勉強し始めたのは製薬会社への転職のためでした。
製薬会社はグローバル化が進んでおり、日系企業でも外資系と変わらないほど英語スキルが求められています。TOEIC730以上でないと応募すらできません。
私は英語が苦手で、勉強を始めては挫折するということを繰り返していました。
やる気も出ずに会社で受けたTOEICで450を叩き出しており、730なんて逆立ちしても無理と思っていました。
そんなスコアとっている自分が全く想像できませんでした。
でも、30歳手前になり製薬会社へ転職するなら今が最後のチャンスだと思い一念発起。
一番の動機は、挑戦してダメなら仕方ないけど、挑戦もしなかったら将来後悔するからやるだけやってみよう、でした。
半年後にちょうど当時担当していたプロジェクトが終わる予定だったので、そのタイミングで転職できるように、TOEICを受ける月を決めました。
人が年収を上げたり、より条件の良い会社に転職しようと思った時、英語は最強の武器になります。
英語だけでかてもあまり意味はないのですが、例えばあなたが経理だった場合、経理のスキルだけでなく英語もできれば、選択肢が日系企業だけでなく外資にも広がります。
経理のスキルを持っている人の全体のうち、英語ができる人材は一握りであるため、当然日本語しか求めない会社よりも高い給料を払います。
また、分母が少ない分競争も低くなります。簡単に言えば買い手市場から売り手市場の世界に行きやすいのです。
そして、本当のことを言うと入社するだけなら、大して英語なんてできなくてもよくて、とりあえずTOEIC730なり外資系に滑り込めるスコアを取ればそれでokなんです。
外資系に入れば嫌でも必要に迫られて勉強しますので、入社した後のことは入社した後に考えましょう。
私もそうでしたが、入ってしまえばなんとかなります。
英語が苦手な人が挫折せずに英語を習得する方法
1. 具体的な目標を決める
英語が好きな人の場合、「外国の人とコミュニケーションがとりたいから⭐︎」というゆるふわな目標でも許されますが、英語嫌いは明確な目的がないと学習継続はまず不可能です。
●月までにTOEIC730とって外資系企業に転職して年収200万あげる
等、具体的な目標を掲げてください。
重要なのは、期限を決めることです。そしてTOEICを受ける日程も決めてしまいます。
2年等、長すぎると勉強続きませんので、半年以内等なんとか頑張れそうな期間にしてください。
そして、決めた目標は紙に必ず買いて毎日見てください。
私は仏壇に手を合わせる習慣があるので仏壇の下に入れて毎日見てましたが、トイレに貼ってもいいし、スマホの待ち受けてもいいので、とにかく毎日見てください。
毎日見ていれば、英語勉強せな!という意識が潜在的に刷り込まれます。
2. 腹を括る
私の場合ですが、3-4ヶ月くらいは平日は仕事しながら2-3時間、土日は6時間くらいは英語を勉強していました。
当然飲み会に行ったりテレビ見たりする時間は作れず、プライベートを犠牲にして自分の時間をほぼ英語に捧げていました。
ちなみに、平日2-3時間って仕事しながらだと無理に思えますが、
私はスタディサプリというアプリのTOEIC対策コースで勉強していて通勤中にずっと勉強していたので、自宅での勉強時間は一日30分-1時間程度でした。
ここでお分かりいただけたかもしれませんが、
外国人とコミュニケーション取りたい⭐︎というゆるふわな動機では腹は括れませんので、絶対に具体的に自分にメリットのある目標を必ず定めましょう。
数ヶ月間はプライベートの楽しみを我慢して、人生への投資のために英語を勉強するんだと腹を括りましょう。
3. とりあえずTOEIC申し込む
とりあえず腹括った時点で今申し込める回のTOEICに申し込んでください。
お金勿体無いから勉強してから受けたい、とか、直近すぎて勉強期間も確保できないから酷いスコア取りそうで怖い、とか、申し込まない理由はいくらでもあるのですが、とりあえず今すぐ申し込んでください。
さすがに自腹切って申し込むと「こんなにお金払ったのに勿体ない」と思って勉強する確率が上がります。自分で自分にプレッシャーをかけましょう。
初回はとりあえず腕試しなので、低くてもいいんです。
4. 毎日勉強する
物事を成し遂げるためは習慣化が必要です。習慣化のために重要なのは「毎日やること」です。
例えば、筋トレを週2回するのと毎日するの、どちらの方が楽に続けられると思いますか?
これは確実に後者です。
私自身が週2の筋トレは続きませんでしたが、毎日やるようにしてから大した苦もなく継続できるようになりました。
入浴や歯磨きのように、毎日やることを習慣化してしまえば大した苦でもなくなるのです。
時間やタイミングを決めて、とにかく日常のなかに入れ込んでしまう。
平日の通勤中は必ずアプリで勉強、休日は10時から図書館行って勉強、等決めてしまい、それを日々淡々と続けましょう。
週に2-3回等不定期に勉強することにすると、毎回「やるぞ!」という意思の力が必要になります。
最初は頑張れても、絶対にガス欠を起こします。意思の力に頼っていては、物事は継続できません。
やるというルールを決めて、自分の意志に関係なくとりあえず「やることになっているからやる」のです。
毎日やる、ハードルが高いようで、これが一番楽に、続けられる方法です。
5. 勉強方法を決める
正直、勉強法については星の数ほど書籍やブログなどがあって自分にとって100点満点の勉強方法を見つけるのは大変難しいと思います。
でも70-80点くらいの合格点の勉強法であれば絞り込めますよね。公式問題集がいいらしいとか。
勉強法ジプシーになって100点の勉強方法を血眼になって探すより、合格点の勉強法でとりあえず着手する方が3ヶ月後の英語力は確実に伸びます。
例えば、SIMの乗り換えなんかも同じです。
現在3大キャリアで毎月1万円払っているとする。
ここから乗り換える場合、ベストな乗り換え先を選ぶのは難しいですが、とりあえずはahamoとかpovoとかUQとか、なんとなく選択肢は絞り込めますよね。
一番最悪なのは、どれがベストが考えすぎて決められずダラダラと古いプランに1万円払い続けることです。
それに比べたらahamoだってpovoだってUQだって優秀だし、この3つの差など1万円払い続けることに比べたら微々たるものです。
だから、とりあえず合格点はとってそうなものから選んで、やる。
そうは言っても具体的に何すればいいの?という疑問はもつと思うのですが、悩んだらスタディサプリのTOEIC対策コースと公式問題集を推します。
100点ではないかもしれないけど、合格点のなかには確実にいます。
少なくとも私はこの二つでスコア840まで取れました。
合格点の教材で毎日勉強することを習慣化すれば絶対にTOEICのスコアは伸びます。
重要なのは、モチベーションを維持し、学習し続けることです!
英語が苦手じゃなくなる時
そうしてTOEICで730取ったらどうなるか。
TOEICなんて英語勉強している人しか受けてないのに上位四分の1に入ってるし、外資系が求めるスコアも取れたという事実を目の前にすると、
「あれ?私って本当に英語苦手なんだっけ?」と疑問を持つようになります。
そして「英語が苦手な自分」というアイデンティティがゲシュタルト崩壊します。
ここで自分のアイデンティティを「結構英語できる人」というものに塗り替えられると自然とそういう行動が取れるようになります。
英語触れることが苦でなくなってくるのです。
私のダイエット経験を例に挙げます。
私はこれまでダイエットに何度も挫折してきましたが、今は健康的な体型をキープしています。
リバウンドせずに維持できている一番の要因は、「自分は健康的なライフスタイルの人間。健康的な食事と運動が好き」というアイデンティティを確立できたことだと思います。
食生活を変え、筋トレを始め、だんだんと身体が引き締まっていき、人からもスタイルを褒められるようになりました。
こうなってくると前述したアイデンティティが湧き上がってきて、それに伴った行動がとれるようになります。
ジャンクな食べ物は好きだし、体も動かしたくないと思うのが人間の性ですが、自分のアイデンティティに基づいて、健康的な食事と運動が続けているのです。
自分の引き締まったお腹を見るたびに「私はヘルシー系女子⭐︎」と思って悦に浸りますが(ヤバい奴)、英語だって「TOEIC730とっちゃった私⭐︎」と悦に入ればいいのです。自然と行動も伴ってきます。
ここまでくるとこっちのもので、英語を使うこと自体がアイデンティティの一部になりますので、苦手意識はなくなります。
3年ほど前に転職のために英語を勉強するようになるまで、私自身こんなふうに思えるようになるとは夢にも思っていなかったのですが、今は苦もなく学習を継続できています。
世の中いくらでも良い教材はあるし、英語を勉強する環境は既に整っています。
だから、英語を習得する上で一番大事なのは続けること、モチベーション管理なのです。
そしてその方法がこの記事に書いている内容なのです。
これからの時代の英語
これから日本は人口減少に伴い、国力はどんどん下がっていきます。これは紛れもない事実です。
諸外国と比べて賃金は上がらないままにも関わらず、平均寿命はどんどん延びて人生100年時代に突入します。
だんだん日本でお金を稼ぐことが難しくなっていくのに、どうやって老後の貯蓄を準備するんでしょうか…。
しかし、もし英語ができれば、仕事の選択肢が爆発的に広がります。海外の会社で働いたり、海外のお客さんを相手に仕事をしたり…。
ほとんどの日本人は英語の勉強はしてない訳ですから、人生100年時代を生き残るするためにも、「人より英語できる」というのは物凄いアドバンテージになるはずです。
最後に
これは強く言いたい。
三日坊主になってもいいから、とりあえず始めてください!
もしもこの記事を読んで英語やろう、と思ってくださる方がいたとしたら、三日坊主になってもいいのでとりあえず着手してください。今すぐスマホでTOEIC申し込んでください。
3日で挫折したとしても、やるのとやらないのでは雲泥の差です。
最初からやらない<<<<<<<三日坊主<継続
です。
3日坊主になったって、また一念発起して再開したらそれは長い目で見たら継続なんです。
私も数えきれないほど英語に挫折してきましたが、それもこれも無駄にはなっていないと感じます。
とにかく自分で始めなければ始まりません。3日坊主でもいいから始めてください。
英語嫌いの読者の皆さまが、克服できる日が来ることを心から応援しています!
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